こんにちは!会社のWEB・SNS担当(元)です。
ECサイトを運営していると、「カート放棄率」に頭を悩ませることが多いですよね。
私が勤めていたアパレル企業でも常に議題となる、継続的に取り組む課題となっていました。
今回は、商品をカートに入れたものの放棄されてしまう原因と、放棄を減らすために実践した施策をご紹介したいと思います。
カート放棄の原因と対策
カート放棄率が高い原因にはいくつかありますが、主に「購入までのプロセスが複雑」「送料が不透明」「支払い方法が限られている」などが挙げられます。
これらが原因で、ユーザーは購入を途中で諦めてしまう可能性があります。
まず、購入プロセスが煩雑だと感じられる場合、特に「ゲスト購入」の導入を検討しましょう。
試しに1回だけの購入を検討しているユーザーにとって会員登録は面倒で、登録後に想定されるメルマガの受信など、鬱陶しさがありネガティブな印象を与えかねません。
アカウント作成や会員登録を強制せずユーザーに委ねる形にして、スムーズに購入へ進めることが大切です。
また、「送料の透明化」も非常に重要です。
チェックアウト時に予想外の送料が加算されると、購入を断念するユーザーが増えます。
事前に送料を明確に表示することで、ユーザーの不安を軽減できます。
さらに、支払い方法の選択肢を増やし、ユーザーが自分に合った支払い方法を選べるようにすることも効果的です。
カート放棄したユーザーへの再アプローチ
カート放棄したユーザーへの再アプローチには、リターゲティング広告やリマインダーメールが効果的です。
放棄したユーザーに対して、GoogleやInstagramなどのSNS広告を使って再び商品を見せることで、再度購入を促すことができます。
カート放棄率を減らすためには、購入のハードルを下げるとともに、放棄者に対して適切なタイミングで再アプローチをすることが大切です。
これらの施策を実施することで、コンバージョン率を向上させ、売上アップに繋げることができます。
さらに、リマインダーメールを送る際には、タイミングや内容に工夫を凝らしましょう。
カート放棄後、数時間以内に1通目を送り、24時間後に再度送ると効果的です。
また、メールの内容には開催中のキャンペーン情報や〇〇円以上で送料無料などの特典を加えると、再購入率が上がります。
このようにユーザーにパーソナライズしたメッセージや関連商品を提案することも、購入意欲を高めることがポイントです。
人は悩んでいたら誰かに相談したり背中を押して欲しくなりますよね。
この対策は、まさに購入を悩んでいるユーザーの背中を押してあげることになります。
そのような思いで、このカート放棄への対策はECサイト運営者の皆様にとって、できる限り導入されることをおすすめいたします。
コメント