こんにちは!元WEB・SNS担当者の私が、日々奮闘していた頃の経験をお届けします。
今日は「撮影現場でのハプニング」に焦点を当てたお話し。
撮影当日に商品が届かない!?焦りの現場対応
ある日の秋冬コレクション撮影日。
スタジオに集合したものの、メイン商品であるアウターがまさかの未到着。
物流の遅延が原因でしたが、撮影は既に進行中。
時間もコストも無駄にできない状況です。
このとき私たちが行った対応は「撮影スケジュールの緊急見直し」。
商品ごとのシーン撮影を予定していたところ、届いている小物類を使ったコーディネートカットに変更しました。
商品の存在感を出すためにスタイリストやカメラマンと相談し、小物のアングルや配置を工夫しました。
結果、遅れて到着したアウターも最後の時間で撮影することができ、予定通りの仕上がりに。
この経験から学んだのは、事前のリスク管理の重要性です。
以降は「撮影3日前にすべての商品が揃っているか」を確認する準備期間を設けました。
また、想定外の事態に備えて柔軟なスケジュール変更が可能な余裕を持つことの大切さを痛感しました。
照明トラブルで撮影が中断…即席アイデアで乗り越える
別の撮影では、撮影開始直後にメインのライトが故障するトラブルが発生。
予備機材が揃うまで1時間以上かかるとのことで、一時的にスタジオが暗い状況に。
進行を止めるわけにもいかず、チームで「できること」を即座に話し合いました。
このとき役立ったのが、自然光の活用です。
幸いスタジオには大きな窓があり、午前中の柔らかい自然光が差し込んでいました。
カメラマンの提案で、この光を活かしたシンプルなライティングで一部の撮影を進めることに。
予定していた雰囲気とは少し異なるものの、むしろ「ナチュラルで親しみやすい」イメージカットが撮影できたのです。
後から振り返ると、普段のパターンに縛られない柔軟な発想が新たな価値を生んだ瞬間でした。
この経験を通じて学んだのは、すべてを完璧に準備しても「想定外」は起きるということ。
そして、そんな時こそ現場の総力を結集してアイデアを出し合うことで、新しい可能性を見出せるということです。
撮影現場は、毎回が挑戦の連続です。
しかし、その一つ一つがスキルと知見を広げるきっかけになります。
このブログが、同じような境遇の方に届くと幸いです。
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